KAI理想の英単語学習


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KAIの英単語学習の基本的な進め方

2020年4月に「快単vol. 1」、5月に「快単vol. 2」が出版されたことにより、KAI 英単語学習の基本的進め方が変わります。

KAI の英単語学習の中心は Top Speed English Stage 3「快英単語」です。

その中のStep 1 「2201語すべてに1語1秒で意味1つを言えるようにする」の部分が「快単vol. 1, 2」として独立しました。

今までは Stage 3に付属の暗記用動画を用いていましたが、「快単vol. 1, 2」にはその画像がすべてフルカラーでつけられており、習得速度が格段に上がりました。

Step 1 を「快単」でマスターする一方で、暗記用画像で正確なネイティブの発音や落合先生のリズミカルな覚え方を確認するのが理想的な覚え方です。

なお、Stage 3 未購入の方でも、TSE会員になることで無料でマイページから暗記用動画を利用することができます。

Step 2 「赤字で指示のある派生語や語法、2番目以降の意味をマスターする」は Stage 3のメイン教材である「快英単語集2201」で行います。

この段階の学習には、従来の付属教材「語源・語法・例文集テキスト」に加え、今回「語源・語法解説動画」(語源2講、語法28講)が新たに作成されることになり、随時追加されているところです。これにより、準1級レベルの語彙のマスターが非常に楽に、しかも楽しくできるようになっています。

「快英単語の学習のしかた」の解説ビデオも参考にしてください。

Step 3 「黒字の指示をマスターし、さらに上の英検1級レベルの語彙につなげる」では、現在1級レベルの語彙3301語を収録する「快単 vol. 3, 4, 5」の作成に取りかかったところです。

2021年の完成を目指してスタッフ一同奮闘中であることをお知らせいたします。

KAI では、このように英語圏への留学を可能にする8000語をマスターするカリキュラムが用意されています。

次にそれぞれの段階の詳細をあげますので、各自の目標に合わせて取り組んでください。

Step 0[中学生レベルの単語]1000語

英語圏の日常生活に必要な最小限度の語彙

このレベルの単語は読み書きができなければなりません。
覚え方は、教科書の丸暗記がベストです。
KAIの教材としては、Top Speed English Stage2「おとなのための中学英語」の中の音読演習例文でこの基本的な1000語を網羅しています。「おとなのための中学英語」は音読教材で演習中に自然と基本レベルの単語は分かるようになります。
また、正・TSE会員向けEラーニングで書けないと恥ずかしい「書く単」を提供しています。

Step 1[大学入試、英検2級レベル]3000語

読解のための語彙習得

このレベルは快単Vol.1・2またはTop Speed English Stage3「快英単語」の見出し語2201語でカバーしています。
この段階は、リーディングとリスニングのための語彙習得のレベルです。
2201語のひとつ目の意味が言えるようになるのが学習目標となります。
ひとつ目の意味を言えるようになると、それぞれの単語の核が理解でき、その単語を見聞きすすると言葉のイメージが浮かぶ状態になります。
長文が読解できるようになります。
この状態は単語学習の7割完了レベルです。
大学入試などでのテストは7割読解問題なので、Step1が完成していれば、中堅大学や英検2級の合格圏に入れます。
この段階では、高校基礎文法と並行して語彙を増やすのがよいでしょう。
この2201語の核になる意味が言えて、きちんと発音できれば、かなり高いレベルになっていると言えます。
KAIの英単語学習の最初に目指す到達点です。

この語を修得できるように、快英単語暗記用動画を制作しました。また快単Vol.1・2を出版しました。
ひとりで勉強が進まない人のために「快単2201語完成講座」なども企画しています。

会員全員が最低でもこのレベルに到達してもらえるようにサポートさせていただきます。

Step 2[一流大学入試、英検準1級レベル]5000語

発信に必要な語彙習得

意味を知っているだけでは、その単語を自由に使いこなすことはできません。
この段階はライティングとスピーキングのための語彙習得が目標です。

使いこなすためには語法を知らなければなりません。
それぞれの単語にはその単語を使うときのルールがあります。
このルール通りに使わないと正しく発信できず、自分の言いたいことが伝わりません。
KAIでは、Top Speed English Stage3「快英単語」Step2の教材として、このルールを28講のビデオ講義にまとめました。

そしてこの段階では見出し語2201語の2番目以降の意味をマスターします。
すでに核になる意味を知っているので2番目以降の意味はすぐに覚えられます。
それと同時に派生語をマスターします。
それぞれの単語の違う品詞、反対語や同義語を知ることでファミリーが大きくなり、Step2の語彙習得目標の5000語をクリアできます。
単語はファミリーです。単体ではなく、ファミリー全員と付き合えるようになり、その使い方が分かってくると、自分がしたい表現ができるようになり、大幅に英語力が上がります。
同時に文法問題集1冊を完成させ、難解な英文に取り組むことで非ネイティブとしては十分な英語力が完成します。

この段階で東大などの一流大学入試や英検準1級レベルに到達します。
この先のStep3は、欧米の一流大学留学や英検1級を狙う人のレベルになります。

Step 3[欧米の大学に留学、英検1級レベル]8000語

英語の論文を読み書きできるレベル

まずは、「快英単語」のStep3で、例文集を使い2201語と派生語の実際の使われ方をより深く学びます。
そのうえで快単Vol.3・4・5でプラス3000語以上提供しますので、主に意味がわかるように勉強を進めてもらいます。
5000語の語彙力に3000語が加わり、トータル8000語が完成すると、日本語と同じように英文の書物を読み、レポート等を書けるレベルに到達します。
並行して、TIMEなどの英文雑誌を乱読多読し、ネイティブのカラフルな表現を自分のものにしていくのが理想です。